自律神経の乱れが・・・

こんにちは 洲本接骨院 院長の西です。

LINEなどのメールでも、お知らせしていますが、ここ1ヶ月ほど来院される患者様の体調が大きく変化しています。

ずばり「自律神経の乱れ」です。

正直、ここまで広範囲の患者様の状態に影響しているのかとビックリしてしまします。

 

といっても、自律神経と言われても、耳にはする・目にはするが、実際にどんな事をする神経なのか?という方も多いと思います。

まずは、自律神経の説明からすると

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経の総称です。

2つの神経をあわせて自律神経というわけです。

 

交感神経は、別名 【闘争と逃走】 の神経といわれています。

原始時代、獲物を捕るときもあれば、自分が獲物として追われているときもあった と考えるとわかりやすいかも

要は、仕事をするときや活動的な時に自動的に動く神経です。

興奮する神経なので、瞳孔は開き、心拍は上昇し、消化機能は低下します。

 

副交感神経は、リラックスするときに自動的に動く神経です。

忙しくて食事をするのも忘れた!というときにも、ほっと一息。と思った瞬間、急にお腹がすいたのを自覚することってありませんか?

これが副交感神経の働いている状態です。

リラックスする神経なので、心拍はゆっくりとなり、消化機能は活動的になります。

 

では、ここからが本番!

自律神経の乱れとはどんな状態か?

ほとんど場合は、副交感神経があまり働かなくなっています。逆を言うと、交感神経が過敏に・過活動をしていると言えます

わかりやすく言うと、常にイライラと落ちつかない状態ですね。

問題なのは、

この状態であるということを、患者様自身が気づいていないと言うことです。

 

は?イライラしてるとか、ゆっくりしていないとか自分で気づくでしょ?とおもわれるかもしれませんが、

人間の身体は、徐々に進行したり、蓄積した症状に関しては、感覚が鈍くなるという性質を持っているので、毎日の生活で積み重なったストレスは自分では感じないのです。

 

で、これがどうなるのかというと

寝付きが悪い、寝るけど何度も目が覚める、いつもより早く目が覚めてそれから寝られない、

便秘、下痢、消化不良で食欲がない、ガスが溜まる、お腹がはる、

首の動きがいまいち、肩こりがひどい、何をしたわけでもないのに腰が痛い、

頭痛がする、偏頭痛がひどい、めまいがする、フラフラする、耳鳴りがする EtcEtc

 

こんな症状が出始めます。

ここでの特徴は、自分では普段と違う事をした覚えがない、なんでこんな症状が?と原因がわからない、思い浮かばない点です。

 

まー、本当に多いです。

現在診察している患者様の4/5程度は何らかの症状が出ています。

自律神経の乱れは自分では対処が難しいので、上記の様な症状があれば、是非ご相談下さいね。

洲本接骨院