顔面神経麻痺の改善例 その1

1.来院時の症状・お悩み

60代 女性

12年前に顔面神経麻痺になり、それ以降、顔の左半分が下垂している。

口の周りがピリピリとして、痙攣も有り、違和感が強い。

との事で来院されました。

2.検査

ARテストによって、頸部・顔面部の神経・筋肉の特定していきした。

三叉神経にトラブルの反応あり

3.施術

初回

患者様の症状から、遠絡療法を選択。

より中枢系の問題を解消するため、レーザー治療を行って経過をみることを説明

 

5回目

初回から20日後

左目が半分閉じていたものが開くようになったとの事。

視野が広がったとお喜びでした。

 

8回目

初回から60日後

唇の下垂がなくなり、左右差が減少

知人の方数名から、顔面の下垂状態が改善していることを指摘されたとのこと

ぱっと見ただけでは、左右差がわからなくなってきていると喜んでいただけました。

 

現在は、1.2週間に1回の施術を継続中

4.解説

今回の例は12年前の顔面神経麻痺の後遺障害であるため、通常の電気治療や整体では改善しにくい例でした。

こういった麻痺や痺れ等に効果を発揮するのが、遠絡療法です。

元々難治性で、特に神経痛・痺れ・麻痺の改善の為に開発された遠絡療法は、今回の例には適切なものですが、12年の歳月がたっているので、早急は反応は出にくいかもと考えていましたが、幸いなことに初回から顔面筋に変化が見られましたので良かったです。

8回の治療で、第3者、それも素人にもわかるほどの効果が出ていることは、施術の効果が高く出ている証拠だと思います。

洲本接骨院