鵞足(がそく)炎の改善例

1.来院時の症状・お悩み

20代 女性

5月中旬、しゃがんでいる状態で子供とぶつかり膝を負傷

受傷翌日に来院

歩行痛、屈伸痛が強くある

2.検査

膝関節屈曲時の可動制限

押圧痛、鵞足部の腫れ、太ももの内側の筋肉の硬直を確認

歩行時の跛行(足を引くずるようにあること)

足首の可動制限を確認

3.施術

初回

大腿内側の筋緊張を緩和する処置とアイシングを併用

キネシオテープを利用し、筋負荷の減少を図った。

処置後、歩行痛は緩和。

ここからさらに足首の可動制限へのアプローチ

この時点で歩行痛はほぼ改善

 

3回目

初回より5日目

患部の腫れがなくなるので、アイシングを中止

 

5回目

初回より2週間

押圧痛、屈曲痛改善。

歩行痛も改善。

治療終了

4.解説

鵞足炎は長期的なストレスでも起こりやすいが、普段運動していない人が急に歩いた等でも発症する。

当院の患者様でも、普段スニーカーでの生活が多い方が、ハイヒールで神戸・大阪へ買い物に行った。など、たわいもないことで発症しているケースもあります。

今回の例も、きっかけはお子様との接触をきっかけとした単純な例ですが、

足首の可動制限もあったことから、通常よりも痛みの症状が強く出現した例でしたが、対応が早かったので、通院回数も少なくすみました。

 

洲本接骨院