骨盤矯正の改善例 その4

1.来院時の症状・お悩み

20代 女性 40日前に出産

出産後、首・肩こり、腰痛、頭痛があり、身体中に痛みや動きづらさを感じる

段々眠れなくなってきているので、体がつらい

育児のせいかもしれないが、腰痛や頭痛が段々酷くなってきている。

2.検査

首左右回旋で可動制限と下方変位(代償運動あり)

右肩甲骨・右股関節・右肋骨・左仙腸関節・左肩に可動制限あり

横隔膜左側と左前頭骨周辺が硬い状態

右の肺が呼吸時に十分に動いていない

3.施術

初回

検査時に問題点が多くあるため、骨盤矯正の前に可動制限を解消する必要があることを説明。

初回は無痛整体で治療できる状態を作ってから、2回目以降に骨盤矯正をすることを勧め、了承を得る。

施術後、各可動制限はほぼ解消。

ご本人も楽なったと喜んでもらえた。

 

2回目(初回から1週間後)

関節可動制限はほぼ解消。

右首と腰痛だけが残る状態。

骨盤矯正施術。

腰痛や首の痛みは解消

 

ご実家に帰省中の施術のため、今回でいったん終了。

ご自宅周辺の治療院を紹介

 

3回目(初回から2ヶ月)

帰省中に施術

肩こりと両手首の違和感があるとのこと

骨盤周辺の問題点はわずか。

軽い調整後、手首の問題を解消する事の集中。

施術終了後、痛みは消失。

 

4.解説

出産後の骨盤矯正の典型的な例かもしれません。

出産は女性にとっては命がけの行為です。

日本の産科の技術は非常に高度なので、日本では多くが安全に出産できていますが、

それでも母体に負担がかかることに代わりはありません。

出産に伴って、お母さんの体は非常にストレスにさらされるので、

身体中に問題点が出来てきます。

今回も初回検査時は多くの可動制限や痛みのある状態でした。

骨盤矯正前にこういった問題点を消し込む施術が必要になることがありますが、結果として遠回りの施術をする方が母体の不調を解消するには近道になります。

今回の例でも、体調の不調は初回でほぼ解消する事ができ、帰省された3回目の施術では出産後の腱鞘炎の反応が出始めていました。1回の処置で解消する事が出来ました。

骨盤矯正は単に骨盤を整えるだけでなく、こういった不調を改善する事も必要になるので、難しいですが、やりがいのある施術でもあります。

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