顔面神経麻痺の改善例　その２

４０代　女性

２０数年前に顔面神経麻痺になり、左半分が下垂。特に口元が下がり、寒くなると強い違和感がある

とのことで来院される

全身の状態を把握するために、関節可動域検査

右足首・左仙腸関節・左股・左肩・頸部　の可動制限を確認

ARテストで左三叉神経にトラブルの反応

初回

体全体のバランスが非常に悪くなり、遠絡療法など経絡を使う治療の反応が出にくい事が検査でわかったので、顔の症状へのアプローチをする前に、体の状態を整える土台作りをすることを説明。

無痛整体を行う。

６回目

初回から２ヶ月

全身の関節可動域がほぼ改善し、体のバランスが整い始める。

顔へのアプローチを開始

１０回目

初回から６ヶ月

左まぶたの開きが良くなり、目の左右差が解消

１３回目

初回から１０ヶ月

体や顔の歪みがほぼ改善され、経絡の反応も良くなったので

遠絡治療を開始（レーザー治療を開始する）。

１５回目

初回から１年

口の左側周辺の違和感が減少。

口角の左右差が減少。

現在は１ヶ月に１回の治療を継続中

顔面神経麻痺が出てから２０年以上が経過した状態での治療例です。

通常ここまで長期化したものの回復は厳しいですが、遠絡療法の場合は改善出来る可能性があります。

今回の例も、まだ完治しているわけではありませんが、目の周辺や口元に改善が認められるものです。