こんにちは洲本接骨院 院長の西です。
6月末から長雨が続いたせいか、体がしんどい方が増えてきました。
皆様はいかがですか?
エアコンを一晩中使ってお腹をこわしたり、水分をがぶ飲みしたり、
初夏の季節は何かと、腹痛や下痢になりやすい季節です。
というわけで、今回は腹痛や下痢の時の注意点を解説したいと思います
実は6月末から、患者様の中で一番多く聞かれる悩みの1つが、腹痛や下痢になった後の体調不良なんです
腹痛や下痢そのものは短時間又は数日で解消&改善するのですが、その後の何となくお腹の調子が悪い、
体がだるい、などなどの体調不良が長引く人が多いのです。
腸の中には食べ物や水分だけでなく、胃液や胆汁などが多量に流れ込みます。その量8リットル~10リットル。
下痢など便が緩くなって外に排泄されると本来は大腸などで再吸収されるはずの水分が流失してしましいます。
ま、わかりやすく言うと下痢をしたことで脱水状態になっているわけです。
これが体のだるさの正体。
十分な水分をとること(出来れば経口補水液などがBestです)
成人の場合、体重✕0.04リットル
これが1日に必要な水分量です。
水分だけでは体力が回復しないので、食事もしっかりとって下さい。
おかゆやおじや、リゾットなど消化によいよく煮込んだ柔らかい食事が一番良いと思います。
患者様にこういったお話をするとおかゆが苦手な人も多くて、
そういう方の場合、煮込みうどんなどでも良いとは思います。
ただ、うどんの場合、ゆっくりと良く噛んで下さい。
普段の様にずるずるーっと食べると余計に胃腸に負担がかかります。この点は注意して下さい。
また。洋風のミルクがゆなど乳製品などの使用は日本人は消化しづらいので避けた方が良いでしょう。
ということで、今回は腹痛回復期のレシピの紹介です。
材料は(1人分)
ご飯・・・・・お茶碗軽く半分ほど
ニンジン・・・1.2センチほど
大根・・・・・1.2センチほど
タラなどの白身魚・・適量(お刺身用でも可)
卵・・・・・・1個
みそ・・・・・大さじ1
だしのもと・・小さじ1/4程度
作り方は簡単
1.ニンジンと大根は細かくみじん切り!(出来るだけそろえた方がいいかな)
2.水100~150mlで柔らかくなるまで煮込みます。5分ほど。
3.白身魚を投入。魚が煮えたらご飯を投入
4.火力を弱火にして、味噌とほんだしで味を調えます
5.溶き卵を入れて一煮立ちしたら出来上がり。
6.お好みでネギを入れても美味しいです
タンパク質もとれて、お味噌で発酵食品もとれて効果的なおかゆです。
面倒であれば魚を抜いても十分美味しいですよ。
今回はLINE@からこちらのブログにきていただいた方のために
もう1点紹介したいと思います。
玉ネギの丸煮
材料は(2人分)
玉ねぎ・・・・2個(小ぶりのものがおすすめ)
鶏もも肉・・・200g
煮干・・・・10g(無ければ出汁の素)
しょうが・・20g
酒・・・・・1/2カップ
醤油・・・・大さじ2
塩・・・・・少々
水・・・・・3カップ
下処理
玉ねぎは皮を剥いておく。根の方は型崩れしないように、ちょっとだけ残しておく。
鶏肉は包丁の背でたたいて、食べ易い大きさにしておく
ショウガは叩いておく
作り方
1.鍋に玉ねぎ・鶏肉・煮干・しょうが・水・酒を入れて煮る
2.煮立ってきたら灰汁をとり醤油・塩を入れる
3.玉ねぎが柔らかくなるまで1時間ほど弱火で煮る
時間はかかりますが、玉葱は消化液の分泌を促す働きがあるので、
消化力の低下したこの時期には有効です。
また、生姜を入れたスープは身体を暖める効果が期待できます。
お腹が弱った状態にはお勧めの一皿です。
1人分だとスープの量が少なすぎてうまくいかないかも、
複数分で作った方が良いと思います。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。