こんにちは
洲本接骨院 院長の西です。
今回も患者様からの質問にお答えしたいと思います。
質問は「レントゲンって撮った方が良いですか?」というもの
ざっくりしていますね( ̄▽ ̄)
レントゲンはX線とか、言われる画像診断では基本的なものですよね。
欧米では単純レントゲンはスーパーの一角で子供が自分の手を写す機械もあるそうですが、(本当でしょうか?)
日本では厳格に管理されていて、検査も医師の診断や指示がなければ撮れません。
そんなレントゲンですが、必要かどうかは症状によります。← ココ大事!
例えば、骨折が疑わしいような症状の場合は絶対に必要でしょう。
逆に単純な腰痛の場合、必要のないものが多いです。というか、いりません。
日本の場合、国民性もあるのでしょうが、単純レントゲンの撮影数が国際的に見ても【異常に多い】と言うことが話題になり、(実際に日本人の医療被曝量は国際的に見ても高いですが、)
日本人の平均被曝量は2.4mSvという量で国際的な被曝量の約5倍、世界1位です。
数年前には日本整形外科学会で、不要なレントゲンの使用は控えようという提言がなされたほどです。
実際、毎日の施術をしていると、学校や幼稚園の先生が心配なのでレントゲンを撮ってきてということがあります。
幼児の肘内障や単純な捻挫の場合、レントゲン撮影の必要性は全くないにもかかわらずです。
実際レントゲンを撮ったからといって意味はなく、逆に医療被曝するだけなのですが・・・
ま、国民性として検査が好きな日本人は、レントゲンも撮りたがる傾向がありますが、必要あるときだけ検査をすれば良いと思います。
ちなみに、CT検査は非常に被曝量が高く、アメリカ・コロンビア大学では「すべての癌の2%はCTが原因である」という論文を発表して物議を醸し出しています。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。