1.来院時の症状・お悩み
30代 女性
15年前ほど前から、頭痛に悩む。
病院ではロキソニンの処方のみ。
段々と症状が強くなり、現在は吐き気が続くようになった。
肩こりが原因だと言われ、マッサージもするが改善しない。
最近は顎の動きも気になり、これが原因かも・・と考え始めた。
とのことで、来院された。
2.検査
頭部が肩から前方に大きく前に変位している(背中が丸くなり、顎が出ている状態)
左右の肩甲骨の可動制限あり。
FNSテストにてL(+)、対側反応。
左足首に強い可動制限
右仙腸関節に可動制限
3.施術
初回
検査の中で、体の各箇所の可動制限の一番の原因が左足首なることを確認していたので、ベースとなる処置をした後に左足首の可動制限を中心に施術を行う。
施術終了後、各可動制限はすべて正常化。
大きく可動することに患者様もびっくりされていた。
2回目(1週間後)
骨盤周辺に若干の可動制限はあるものの頭痛はなし
前回と同じ処置
3回目(初回から2週間)
可動制限はほぼ解消。頭痛はなし。
4回目(初回から2ヶ月)
可動制限はほぼなし。
頭痛は初回以降全く出ていないとの事
最近、目の奥に違和感があるとのことで、再検査。
仙腸関節と右手首に問題があることを確認。
施術法を若干変更
施術後は目の違和感も解消し体も軽くなる。
4.解説
15年を超える頭痛に悩む方でした。
肩周辺や首の動きが悪くなり、これが原因だと思われていて、
実際にいくつかの接骨院や病院でも、同じような診察を受けていたようです。
私が検査しても、首・肩の可動制限と変位を認めました。
ただ、洲本接骨院では、全身の検査をするようにしていますので、その時点で
足首の問題を見つけることが出来ました。
専門的には「重力系の問題」という言い方をすることもありますが、
足首に問題があると、重力がかかった状態で、体は徐々にゆがみを作ります。
これが原因となって頭痛や自律神経のトラブルを作ることがあります。
今回もそんな例でした。
初回の処置から、頭痛が解消されたことが証明していると思います。
早く解消する事が出来て本当に良かったです。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。