ぎっくり腰の改善例 その2

1.来院時の症状・お悩み

50代 男性

来院日当日の朝、トイレで体をひねり急に腰に痛みが走る

受傷直後はまだ動けるかな?と思っていたが、段々と痛みが強くなり、

夕方には痛みが強く、まっすぐに歩けないとのこと

2.検査

FNSテスト L(++) R(+)

正常歩行は無理。前屈みで左足を引きずりながら歩く状態。

左腰部に腫れがあり、押圧痛もはっきりとある状態

3.施術

初回

痛みが非常に強く神経の圧迫反応が強く出ている典型的なぎっくり腰の状態だったので、はじめに骨盤の調整を行い痛みを緩和した後に、筋肉の硬さを取る調整を行う。

施術後、歩行は正常に行えるようになるが、前屈みの姿勢を取ると痛みが残る状態。

テーピングで腰を固定。

 

3回目(初回から5日目)

起床時の痛みは若干あるものの、日常生活は問題なくできている。

仕事も普通通りこなせているが、前屈みになると痛みがある状態は続く

初回と同じ処置で症状を緩和。

テーピング固定は停止

 

6回目(初回から10日)

腰を強く屈曲(前屈み)にすると痛みが若干あるが、日常生活はほとんど痛み無し

軽い骨盤調整と内臓調節を行い、施術後は強い運動でも問題が無くなる。

4.解説

歩行の時には足を引きずる。立つとまっすぐに立てずに体をゆがめて立つなど、典型的なぎっくり腰の例でした。

こういった強いぎっくり腰の場合、細かい調整よりもおおざっぱに体の歪みと筋肉の緊張を取るほうが効果的です。

2回目には日常生活が普通におくれる状態でした。

こういったぎっくり腰の場合、強い運動や大きな動作での痛みは結構残りやすいのですが、初期の対応が良いと比較的痛みが残りにくくなります。

今回の例も早い段階で痛みが緩和できた例でした。

洲本接骨院