ぎっくり腰の改善例 その8

1.来院時の症状・お悩み

50代 女性

座っていた状態から立ち上がり、台所に立ったら急に腰に痛みが出だして力が抜けた

右手を挙げると左腰に痛みが出る

とにかく痛みが強くて日常生活に支障があるとのこと

2.検査

FNSテスト(-)、ただし膝の屈曲制限は両側にあり

ウェルレッグテスト R(+)

左大腰筋(+)

ご本人は腰の痛みを主訴として訴えているが、検査上は左大腰筋の弱化が主な原因としてみえる。

ご本人にもその旨を説明

3.施術

初回

筋膜調整をして腰部から大腿部の筋肉の緊張を緩和

骨盤調整と大腰筋調整(特に左側)を施術して初回は終了

ほぼ痛みは最大10から1.2レベルに改善

 

4回目

日常的な痛みは、ほぼない状態。検査時に若干の違和感のみ

筋膜調整と大腰筋調整のみ

痛み・違和感解消

治療終了

 

4.解説

ぎっくり腰として来院した例です。

実際には腰部よりも腹部側の大腰筋にストレスがとれかかり、弱化したことにより発生した痛みでした。

9月10月はこういったパターンが多かったですが、このタイプはほぼ水分不足が原因で、

腎臓にストレスがあることで腰痛を引き起こす典型例。

初回の処置でほぼ日常生活に支障のないレベルまで改善しましたし、

2回目以降は強い負荷がかかる時だけの痛みでした。

ご本人も驚いていましたが、水分の不足が重要だと改めて考えさせられる例でした

 

洲本接骨院