腰痛の改善例 その2

1.来院時の症状・お悩み

40代 女性

来院日の前日の夜に腰に違和感を感じて、来院日の昼頃には腰痛がある状態

日常生活に支障があるレベルの痛みがでてるので何とかしてほしい

とのお話。

2.検査

FNSテスト(-)

SLRテスト(-)

歩行時に前屈みでないと歩けないなどの強い痛みがあるのに、FNS、SLR等の神経圧の検査では陰性。

内臓特に腎臓の負荷があることがTL検査である。

大腰筋テスト L(+)R(+)

内臓疲労からくる腰痛と判断

3.施術

初回

正常歩行が出来るように骨盤調節と内臓疲労を緩和する処置を行う。

処置後、正常歩行は出来るようになる。

テーピングで保護し、内臓疲労を緩和する生活の改善点を指導

 

5回目(初回から9日後)

日常生活は問題なく出来ているが、鈍痛のような痛みが有るとのこと

筋バランスの調整と内臓疲労を緩和する処置

 

9回目(初回から1月後)

日常生活の問題はない。

鈍痛などの痛みもなく、違和感も減少

経過観察のため治療間隔を開けるように指示し、

問題なければ終了予定

4.解説

日常生活の中で、水分摂取の量が足りずに強い腰痛が出現する例がある。今回はそんな例でした。

水分摂取が不足すると、腎臓に負荷がかかり、これが連鎖して、大腰筋という筋肉が弱化(力が入らない状態)を作ります。

これが数日なら直ぐに回復しますが、長期間続くと腰痛を引き起こします。

改善するには、早期に内臓疲労を緩和して、水分摂取を確実に行う事です。

慢性的な腰痛の方に多いパターンで、レントゲンやMRIでは問題がないのに、ずーっと痛みが続くなどの方には多く診られる例でした。

 

洲本接骨院