歩きましょう。

腰痛の患者様から良く聞かれる質問の1つに、早く回復するのにどんな体操が良いですか?

というものがあります。

一番簡単で効果的なのが歩くこと!

ウォーキング

10年ほど前であれば、腰痛の方が運動すること自体良くないという考えが主流でした。

しかし、様々な研究が進み、腰痛だけでなく、体の痛みがある状態で、治療する際、

日常的に行っていた運動や活動(お仕事や家事)は、痛みの出ない範囲で、

普通に行う方が治療効果は高いという結果が出ているのです。

そのため、最近の大きな病院などでは、手術の翌日からでも、動きなさい・歩きなさいと

指導しているのです。

 

腰痛も同様で、普段通りに活動することが一番良いのですが、

その中でも特に歩くことは、腰痛の改善に有効です。

 

人間の筋肉の実に7割が下半身にあります。

筋肉が動くと「筋ポンプ」という作用が働きます。

これは、筋肉が縮む・伸びるという動きをする際に、静脈の血液を上半身に運ぶ作用の事です。

この筋ポンプが働くことで、全身の血液が動きやすくなります。

同時に腰などの傷を負った部分に、栄養のある血液を次々に送り込むことができるのです。

 

もう1つが骨への刺激です。

最近の研究で、骨に一定の刺激が加わると若返りホルモンが放出されて、

細胞や臓器を若返らせる効果があることがわかってきているのです。

歩くときの踵への刺激が効果的であることが確認されているのです。

 

無理な体操や間違った運動をするよりも、

歩くという簡単な方法が一番効果的です。