ぎっくり腰や腰痛になると2度とこの痛みは味わいたくないと思いますよね。
私も3回ほどぎっくり腰を経験しているので、その気持ちは良くわかります。
こういう痛みを経験すると意識的に体操や運動を積極的にやろうと思うのですが、
そのときに、ストレッチは効果的なのか?という疑問が出てくる。
実は近年、ストレッチ(正確には静的ストレッチ)を運動前にしても効果がない
という議論が、専門家の間でなされています。
理由の1つは
筋肉は温めると柔軟性が増すが、ストレッチには温める効果はない
もう1つが
ストレッチで筋肉をゆるめた後のパフォーマンスが落ちる
というもの
特に2つめのパフォーマンスが落ちるというのはいくつもの実験で実証されてるもので、
ストレッチした後のジャンプ力や走るタイムは、確実に落ちていることがわかっている。
これはスポーツ選手には衝撃だったし、特に100分の1秒単位で争う、
トップアスリートにとっては、重大な事だと思うので、スポーツ選手には
最近静的なストレッチは推奨していない。
では、腰痛や足のケガなどから回復期にはどうだろう?
実は、これも賛否なるのが現状なのだが、
経験的に、ケガからの回復期に限っていうと
静的なストレッチを組み合わせた方が、回復が早いと思われる。
特に腰痛のある患者様などは、
入浴後などにゆっくりとした静的ストレッチをすると
痛みの回復が劇的に回復する例を多数見ることができる。
ストレッチも正しく利用するとまだまだ役立つものだと思う。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。