こんにちは
腰痛改善でおなじみの洲本接骨院 院長の西です。
今回は久しぶりに腰痛の知識編って感じで、患者様からの質問に答えていきたいと思います。
今回は【やってはいけない運動】について
・腰痛を改善させるため?
・普段からやっている運動は?
理由は様々でしょうが、患者様の多い質問の1つかもしれません。
結論から先に言うと
【ストレッチ】です。
”えーっ”と言う声が聞こえてきそうですが
より正確に言うと
【間違った方法・間違った時期のストレッチ】です。
実は最近の研究で、ストレッチには体を改善させる効果も高いですが、
同時に悪い事もあることがわかってきています。
代表的な例の1つが、
ストレッチ直後のスポーツのパフォーマンスは低下するという事
具体的には、100m走のタイムは遅くなりますし、
ジャンプ力や投球速度は低下します。
なぜ、ストレッチをするとパフォーマンスが低下するのかという詳しい話はここでは省きますが、
実際に複数の実験で証明されていますので、事実です。
で、腰痛の時にストレッチがなぜ悪いのかというと、
痛んだ筋肉を伸ばすことで、さらに傷をつけてしまうという事です。
どういうこと?という感じかもしれません。
少しイメージ的な例を挙げながら解説していきます。
腰痛が出ていると言うことは
腰周辺の筋肉に何らかの炎症が出ていると言うことです。
で、この炎症の状態が単純に炎症が出ているだけなら良いのですが、
部分的に切れてる場合やすでに腫れている場合
ここにストレッチをするとどうなるか?
部分的に切れていると、さらにその部分が大きく切れます。
ちぎれかけの繊維をイメージするとわかりやすいかもしれません。
この状態で引っ張られると、筋肉はさらに伸びて傷が開きます。
炎症がでて、腫れている場合も同様です。
本来筋肉は弾力に富んでいます(ちょうどゴムのようです)が、
腫れている場合は、炎症のために膨らんでいる状態です。
この状態で引っ張ると、膨らんだ風船を無理にひっぱている様な状態になります。
当然、刺激が強いと風船は割れます。(筋肉は傷つきます)
これが、腰痛がある時にやってはいけない理由です。
もちろん、症状がある程度改善してきた時や【正しい】方法でやる場合は問題ありません。
具体的な方法は
コチラの動画ページで確認してみて下さい。
移動後に画面中央の「動画」というタグをクリックするといろいろな動画が確認出来ます。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。