腰痛の改善例 その3

1.来院時の症状・お悩み

50代 男性

20年前から繰り返す腰痛があり、来院2.3日前から強い腰痛が出るようになるとのこと

1年に1回はぎっくり腰になるので何とかしたいとのご希望

2.検査

FNSテスト R(+)

SLRテスト (-)

整形外科的検査法で腰の神経圧痛が出ていることを確認

押圧痛、運動痛、腰の可動域制限を確認

典型的なぎっくり腰の状態

内臓のストレス検査では腎臓に反応。水分不足の疑い

3.施術

初回

全身の関節可動域が減少し、痛みが強い状態で有るので、まずは症状を緩和するために無痛整体のみで対応

施術後、来院時の痛みは激減しているが、まだ痛みが残る

内臓調整を施術

施術後、ほぼ痛みは消失し、違和感だけが残る。

初回はここで終了

 

2回目(初回より3日目)

痛みはほぼなく、日常生活に支障はなくなったとのこと。

検査をすると、骨盤周辺及び肩甲骨周辺に可動制限を確認

 

4回目(初回より2週間)

痛い感じはない

検査でも、脊椎周辺に可動制限は診られるが、良好

ぎっくり腰の対応はここまでで終了

 

今後二度と再発しないために、内臓等の調整をご希望され、2週間に1回の施術メニューへ変更

 

4.解説

今回の例は、20年前から繰り返すぎっくり腰・腰痛の患者様

来院当初は完全にぎっくり腰の状態で、正常に腰が伸びない不自然な立位の状態で来院されました。

検査をしてもぎっくり腰の反応。

慢性腰痛の所見はわかりませんでした。

1.2回の処置でほぼ痛みが引いたことから、慢性腰痛の検査を行い、初回時に疑いがあった腎臓のストレスがはっきりと確認できました。

数年をこえる腰痛のある方の場合、多くが腰よりも内臓へのストレスが強く出る傾向があります。

今回も腎臓のストレスが強く、大腰筋に負荷がかかり続けたものでした。

洲本接骨院