腰痛治療をしている患者様からの質問で良く聞かれるものの1つが
「いすに座っていると腰が痛くなるんだけど、姿勢の問題?」
というものがあります。
実は、これは当たり前と言っていいもので、決して姿勢の問題ではありません。
腰にかかる負担
腰にかかる負担は、体勢によって違いますが、ほぼ計算できます。
体重50㎏の人を例にしてみると
まっすぐに立っているときに腰にかかる負荷は50㎏
座っているときが1.4倍の約70㎏
浅くすわって、背もたれを使わない少し前傾姿勢が1.85倍の約90㎏
つまり、腰にかかる負担は座っているときのほうが強いのです。
もともと、腰痛が発生して、筋力が低下しているときにこのような負荷がかかれば、
痛みが出やすいのは当たり前なのです。
少しでも負担を減らす方法
とはいっても、事務職など、座らないといけない方は多いので、
少しでも負荷を減らす座り方を紹介したいと思います。
まずは、いすの準備をしましょう。
いすの高さは、足首と膝がそれぞれ90°の直角になるような高さです。
準備ができたら深く腰掛けます。
このときに、しっかりと背もたれが当たるまで深く腰掛けてください。
これがもう1つのポイントです。
図のような姿勢が腰の負担を減らす座り方になります。
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洲本接骨院でございます。