めまいの原因は・・・その2 腎臓に有り

めまいの原因・・・その1では、めまいの原因は肝臓にあるのではないか?という話をしました。

実は、めまいの原因になる臓器は肝臓だけではありません。

もう1つ、重要な臓器が腎臓です。

腎臓のイラスト

東洋医学では「腎は耳に開竅する」と言う言葉が有ります。腎臓は耳のつまりを開くという意味を持ちます。

西洋医学でも、メニエール病などはリンパ液の流れが悪くなることで起きるとされていて、水分バランスの調整の不具合が、めまいの原因になると言われています。

つまり、西洋医学でも東洋医学でも、水分調整の問題がめまいの原因と考えているのです。

そういった意味でも、腎臓の水分バランス調整能力はめまいに大いに関係していることがわかります。

 

西洋医学と東洋医学の考え方で、腎臓の働きは一致していますが、実は違う点もあります。

それが左右の腎臓の働きです。

西洋医学では、左右の腎臓は同じ働きをしていると考えていますが、東洋医学では、左右で違う働きをしていると考えられています。右の腎臓は生殖器、左の腎臓は水分バランスを司っているといると考えています。また、発育・成長・老化にも関係していると考えられています。

実際、高齢になると、尿の出が悪くなったりしますが、同時に耳鳴りや難聴などの耳に関係する疾患に多く罹患しますので、この考え方には整合性があると思います。

もちろん、すべての患者様の腎臓に問題があるわけではありませんが、治療の現場では、腎臓に硬さや変位を確認できることも多いので、めまいの原因の1つであることは間違いないでしょう。