五十肩・四十肩は温めるべきか?冷やすべきか?

五十肩・四十肩の患者様の質問で一番多い質問かもしれません。

【 痛みのあるときに温めるべき?冷やすべき? 】

という質問。

五十肩

先に結論を言うと、

温めるべきです。

 

ただ、気をつけてほしいのが、

本当に五十肩・四十肩になっている人であれば

ということです。

 

診察時に結構多いのが、

ご自分では五十肩・四十肩と思っているけれど、

実際は全く違う疾患

ということがあります。

 

例えば、炎症性の腱板炎などのがその筆頭かもしれません。

肩の強い痛みやうずきは非常に似ていますが、

腱板炎であれば冷やした方が効果的だったりします。

 

ですので、あくまでも、五十肩・四十肩になった人は温めるというのが基本です。

 

特に注意すべきなのがクーラーの冷気です。

五十肩・四十肩の特徴の1つに、夜間痛という症状があります。

これは、夜間(安静にしている時に)うずいたり、寝返りなどで痛みがでて、目が覚める。

というような特徴を持ているのですが、

クーラーの冷気で冷やされた場合は、この症状が強く出る傾向があります。

 

もともと、夜間眠っているときには、心臓の拍動は少なくなり体温も起きているときに比べて低下します。

この状態でクーラーで冷やされると、肩周辺の温度はいつも以上に低下することになります。

それが痛みを増加させると考えられます。

 

これから暑くなり、一晩中クーラーをつけて寝る方も多くなると思いますが、

五十肩・四十肩の人は痛い方の肩をタオルで保護するなど、あまり冷やし過ぎないことをおすすめします。

あ、車のクーラーも同様ですので、直接風が当たらないように気をつけましょう。