結論から先に言うと、
四十肩と五十肩の違いは・・・・
ありません。
「はぁ?」という声が聞こえてきそうですが・・・・・。
ま、実際、違いはありません。
そもそも、四十肩も五十肩も、いずれも病名ですらありません。
単なる【 あだ名 】です。
実は、一般に知られている呼び名と実際の病名が違うものは結構あります。
四十肩・五十肩 → | 肩関節周囲炎 |
おたふく風邪 → | 流行性耳下腺炎 |
ぎっくり腰 → | 腰部捻挫 |
寝違い → | 頸部捻挫 |
左は一般に知られている呼び名で、右は正式な病名です。
左側の一般に知られてる呼び名はいずれも【あだ名】に過ぎません。
四十代や五十代に多いので、このような呼び方がついただけです。
ちなみに、江戸期には【 長寿病 】と呼ばれていました。
当時は「人生五十年」の時代で、平均的な寿命では、50歳にも届いていなかった時代です。
その当時は、50代でこの症状が出ると、長生きの人がなる病気なので、長寿病と呼ばれていたようです。
さらに、
現在では平均寿命が伸びたためか、40代・50代よりも、60代・70代の方にこの症状出始めることも珍しくなくなりました。
いずれにしろ、何らかの老化の現象なのでしょうが、
実は未だに五十肩がなぜ起きるのか?原因は何なのか?という根本的な研究に答えは出ていないのです。
誰もが聞いたこともある疾患にも関わらず、未だに解明されていない不思議な疾患が五十肩なのです。
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