肩の痛くなった患者様から良く聞かれるのが、「これって五十肩ですか?」という質問。
五十肩であろうとなかろうと、肩の痛い患者様からは確実に聞かれる質問です。
で、患者様に「何でそう思うのか?」「五十肩って知っていますか?」と言う質問をすると、
ほとんどの患者様は「よくわからないけど、肩がいたのは五十肩だと思う・・・」という感じの返答をされます。
と、言うわけで、そもそも五十肩ってなんだ??という解説をしていきたいと思います。
まず五十肩の典型的な特徴
1.夜間痛がある(夜に寝返りや安静にしていても痛みで眠れない、または目が覚める)
2.肩が動かない。(比喩ではなく他動的にも動かない状態)
3.明らかな原因がないのに痛みが突然発生する
というものがあります。
特に、1.夜間痛 と 2.可動制限 は特徴的で、ひどいに人になると、痛みで眠れないという人もいます。
次に良く誤解されるもの
1.腱板損傷(野球などの運動で、肩を動かす筋肉などを損傷したもの)
2.肩こり
3.石灰沈着性周囲炎(以前は五十肩と呼ばれていましたが、現在は理由がはっきりしたものは除外されています)
3.の石灰沈着性以外は肩の運動は他動的には可能です。
他動的というのは、他人が腕を持って持ち上げてあげると動くと言うもの
1.腱板損傷や2.肩こりは、肩の動きの制限はありません。
五十肩・四十肩は、基本的に他動的に動かしても、途中で硬くて動きません。
英語では、frozenshoulder(フローズンショルダー):凍結肩
と呼ばれるほど、硬くなるのが特徴です。
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