鬱陶しい梅雨空が続くこの頃ですが、
こういう天気になると、患者様から聞かれる質問が【気象病】に関連する事柄です。
気象病といういうのは、雨や気圧の変化で体調が悪くなる事をいいますが、
コレは病名ではなく気象用語だったりします。
で、今回は「頭痛と天気の関係」について
雨が降ると頭痛があるという患者様からの質問で、
なぜ天気が悪くなると頭痛がするのか?
というもの。
気象病に関する説明にもなるのですが・・・・
まず、【雨だから】
「首が痛くなる」 とか 「頭痛がする」 とか 「体が痛い」というのは誤解です。
実際に問題があるのは、雨ではなく【 気圧 】 です。
人間の体の中の圧力と気圧は常に【 イコール 】 の等しい関係を築いています。
外気圧が変化すると、体内圧もすぐに変化するため、健康な身体では気圧の変化を感じる事はありませんが、
体調が悪くなると、外気圧の変化に、体内圧の変化が追いつかず、時間がかかるようになります。
具体的にいうと
天候が悪くなるときには、気圧が低下します。
当然体もコレに合わせて、体内圧を下げないといけないのですが、
体調が悪いために体内圧を下げられません。
そうすると、体内圧が上がっているために神経は圧迫されることになります。
コレが「首が痛い」「頭痛がする」「体が痛い」の正体です。
逆に、天気が良くなると、外気圧が高くなり、
体の中の圧力は低下するため、神経などの圧迫は改善され楽になります。
ではなぜ気圧の変化に対応できなくなるのか?
いくつかの理由があるのですが、
1つが頸椎の歪み
もう1つが頭の歪み
さらに横隔膜をはじめとした内臓のストレスです。
片頭痛を始め、天気が悪くなったときの頭痛の原因は大まかのこの3つです。
逆をいえば、この3つの原因を改善できれば、頭痛とはお別れできます。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。