なぜ筋肉は硬くなったままなのか?
そもそも、なんで肩の筋肉はあんなに硬くなっているのか?硬くなった状態が維持されているのか?
筋肉が運動するときには、運動神経が興奮して電気信号を送ることで硬くなるというか【縮む】
力こぶの筋肉を想像してほしい。
実は筋肉は縮む=収縮する動きしかできない。ではなぜ伸びるのか?というと、腕の反対側の筋肉が縮むからなのです。
でも、これって一時的に運動神経が命令しているから起きる現象。
力こぶを作っていても、力を抜くと筋肉は緩むはず。本来はこれが正しい反応。
でも、肩こりはいつまでたっても筋肉が緩まず、硬いまま。
なぜでしょうか?
実はもう1つ。筋肉が硬く縮む現象があります。これがこりの正体。
それは【エネルギー危機】。
少し詳しく説明して行こうと思います。
筋肉の収縮を細かく見ていくと
運動神経が命令が来ると、動け!という命令を持った神経伝達物質が分泌される。
するとカルシウムが放出され、筋肉が収縮する。
で、次に筋肉が緩むにはカルシウムを取り込む(吸収)必要が出てくる。
その際、ATPと呼ばれるエネルギーが使われるんですが、このとき、血流が低下して、細胞内のATPが少なくなると、カルシウムの吸収ができなくなるわけです。そうすると、筋肉は緩むことができずに収縮したままとなって、これが発生するわけです。
ATPはすべての生物にある基本的なエネルギー物質。
わかりやすくいうと十分な栄養素が足りていないということです。
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