足首痛の改善例 その2 (背部痛有り)

1.来院時の症状・お悩み

10代 男性

サッカーをしているスポーツ少年。走ってると足首や太ももに痛みがある。

お母さんからは背中が常に丸くなっていて時々痛みを訴えるとの主訴で来院

2.検査

胸椎10番に可動制限

頸部左回旋制限

左右肩関節外転制限

右PSIS 可動制限

左膝可動制限

左右足首可動制限(特に右は非常に強い)

3.施術

初回

足首の可動制限が非常に強く、補正症状(解説参照)が全身に影響を与えていたので

まずは無痛整体で全身の関節・筋の可動を改善させることに注力した。

施術後、全身の可動や疼痛、姿位は改善した

 

4回目

右足首の疼痛、背部痛も残るが、疼痛指数は改善。全身の可動域も改善傾向。

腰痛など全身にあった運動時痛など出ていた症状がなくなり、

右背部と右足首など特定の部位にのみ残る状態

 

10回目

左大腿部の張りは感じるようだが、その他の痛みは消失

練習を続けながらの施術だが、筋バランスなどはうまく取れてきている

練習が非常にハードになってきているため、筋疲労が強く出ている

筋疲労を改善させる処置と食生活について指導

 

定期的な通院はココで終了

痛みに関してほぼ消失。クラブ活動を続けているので筋疲労等はあるが、正常の範囲。

これ以降は体調不良の時に通院するように指導

4.解説

スポーツ少年に特有の症状と言えるが、足首などの荷重がかかる関節を捻挫して、長期間治療を受けないと関節は強直して可動範囲を減少させてしまう。

こういった症状があると体には「補正」と呼ばれる症状が出てくる。

例えば、右足首を捻挫したとする。右足をかばうために、左膝・右股関節・腰に負担がかかるとココの関節が段々と可動範囲を減少させ、最終的には動かなくなる。これが補正という減少で、これは人によって個人差があり法則がない。

補正が強くなると、全身に症状が出始め、どこが一番始めに負傷したのかわかりにくくなるし、改善しにくくなる。

今回の症例は、左右の足首が非常に硬くなり、本来の可動範囲の半分ほどしか動かない状態だったため、施術に時間がかかった。

 

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捻挫(ねんざ)

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