寝違えた患者様が良くやる失敗例を注意点として紹介したいと思います。
1.首や肩を揉む
2.首をぐるぐる回す。または捻る。
3.温める
4.痛みを確かめるように何回も痛い方向に動かす。
代表的な例はこんな感じです。
寝違えは、病名としては【捻挫】です。
揉んだりぐるぐる回すと、痛めた筋肉や靱帯などの部分にさらに負担がかかるようになり、余計に痛くなります。
また、捻挫の初期対応として、温めることは厳禁です。
まずは冷やしましょう。
ただ、この時に冷やし位置が問題です。
患者様はどうしても【 痛い場所 = 悪い場所 】と思いがちですが、寝違えの場合は、ほとんどの場合痛み出ているところに原因はありませんので、痛いところを冷やしても無駄です。
冷やす場合は、首の前側(耳の後ろ側から鎖骨にかけて伸びている筋肉)を冷やした方が効果的です。
もちろんシップなどの薬剤もこの部分に使う方が効果的です。
寝違えの方で一番多いのが、痛いのかな?と何回も痛い動きをすることです。
いくら確かめても改善する事はありませんし、逆に痛い動きを繰り返しすることで、症状を悪化させます。
特に上方を向く行為は神経損傷を起こすこともありますので、絶対に厳禁です。
寝違えの時は、安静にして炎症が収まるのを待つのが一番早い解消法です。
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洲本接骨院でございます。