たくさんの患者様とふれあって、色々な質問をいただいたり、解説をしたりするのですが、その中で一番驚かれる事の1つが顎の開き方。
多くの方は、顎が開くときは、下顎が下方向に開いていくというイメージを持っているのではないでしょうか?
実は、これは間違い。
正確には、前方にずれる様に開いていくというのが正しい。
一番わかりやすいのが、志村けんの「アイーン」というやつ
この前方にでた顎が、その後下に開いていくというのが、本来の顎、というか口の開き方。
顎関節症の方は、基本的にこの動きをすると、左右の顎の動きがはっきりとでて、左右差や開きの異常が体感できるようになります。
確認方法は簡単です。
ご自分の耳の前方にしたの図の赤丸の部分に両手を軽く添えます。
あまり強く押さえると痛くなりますので、ほんの軽く。触れる程度でよいです。
その状態で口を大きく開いてみましょう。
健康で顎にトラブルのない方の場合、赤丸の部分に指先が1本分ほど凹むのを感じる事ができると思います。
もちろんこのとき、左右の開きは同時に凹むのが正しい反応です。
もしも、左右が同時に凹まずにタイムラグがあったり、凹むのを感じる事ができないとすると大変です。
何らかのトラブルが顎に出ている可能性が高くなります。
なぜ、きれいに開かないのか。原因を探る必要があります。
お電話ありがとうございます、
洲本接骨院でございます。