院長挨拶

洲本接骨院 院長

「接骨院はどこに行っても一緒。」

「身体が痛いから、とりあえずマッサージにいくか。」

そんな感じで、治療を受ける場所を決めているのかもしれません。
しかし、本当にそれでよいのでしょうか?

安いから・近いから・長くやってくれるから・・・そんな感じで決めるのは本当にもったいないことだと思います。

ある時、1人の患者様が当院に来院されました。
手首の痛みを何とかならないかと来院されたのです。
病院での診断は手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)、両手に症状があり、育児ができなくなり、痛みが引かないため手術も勧められている状態でした。

しかし、検査を進めていくと手根管症候群ではありませんでした。
よくよく聞いてみると、手首の検査は何回も受けたようですが、それ以外の場所は検査されていなかったのです。

はじめの段階で、もう少し広い範囲で検査を受けることができれば結果は違っていたかも知れません。最初の時点で適切な処置をしていれば、数週間で改善していたと思います。

実際にこの方の治療をしたのは、首と内臓の疲労を調整することでした。
手首を触ることはほとんどありませんでした。
なぜなら、手首に痛みがあっても、そこが原因になることは1割程度しかないからです。

この方は初めての診察の時にあまりにも症状が改善したことに驚き、当院の待合室から手術をキャンセルされました。

もちろん、1回ですべての痛みが改善されたわけではありません。それでも、痛いながらも子供がだっこできると非常にうれしそうにお話されていました。
そして、もっと早くにきたかったと言ってくれました。

私も同じ思いを持ちました。
そして、こういったケースが実は多いのです。

身体の痛みや不調は身体からのサインです。
それは単純に痛みのある場所に原因があることとは違うのです。

人間の身体は、内臓も頭も手も足も、全部が1つのグループなのです。
痛みの原因を探るには、全身の検査をしっかりと行うことが重要だと考えています。

どこか治療に行きたいけど、どこに行ったらよいのかわからない。
そんな方こそ、当院にご来院ください。

洲本接骨院