顎関節症の改善例

1.来院時の症状・お悩み

10代 女性

開口時に顎がガクガク音がする。

顎の音がするようになってから頭痛が続いている。

2.検査

左右の顎が同時に動いておらず、斜めに顎が動いている状態。

標準的な開口角度が若干足りていない。

右骨盤、脊椎上部(背部)、右肩の可動制限を確認

3.施術

初回

10歳の女の子の場合、当院での関節可動域検査で可動制限が認められるのは問題。

今回の顎の可動減少は、骨盤をはじめとした体の歪みが原因であることを説明して、体の歪みを改善させることからスタート。

無痛整体にて対応。

施術後、頭痛・顎の痛み違和感が減少。

 

2回目(初回から4日後)

顎のガクガクした感じは若干だけ。

全身の関節可動域検査では制限はなくなる。

前回同様、無痛整体にて対応。

 

6回目(初回から1ヶ月)

顎のガクガク感、頭痛ともに無し。

関節可動域検査では制限なし。

 

問題が無くなったので、経過観察期間を設けたあと終了予定

(2ヶ月後問題が無し、治癒)

4.解説

10代の女の子の顎関節症の症状。

厳密には顎関節症ではなく、顎関節症「様」という状態。

体の歪みが顎の動きを悪くしている状態でした。

顎の歪みまで出てきた為、頭そのものも歪みが出始め、長期間頭痛の症状がある状態でした。

 

小児の頭痛の場合、特殊な例(脳腫瘍等)をのぞき、多くは体の歪みが原因になることが多いです。

もちろん生理痛などの同じなのですが・・・

小児の場合は特に鎮痛薬などを利用するよりも体の歪みを解消する方が、体に負担がかからないのでおすすめです。病院などの検査で、問題が見つからない場合は特に、お薬に頼らずに、この例の様に整体での対応も視野に入れてみて下さい。

洲本接骨院